Special Interview
#003
スタイリスト
May 14th, 2018
2002年渡英、2004年より東京をベースにスタイリストとして活動をスタートする。雑誌、広告を中心にスタイリングを手がけ、現在は「Union Magazine」編集長、ブランドディレクターとしても活躍中。
2
BEAUTY

整いすぎていないアンバランスさ、そこに美しさを感じる。

  • 百々さんのお人柄のように、出来るだけシンプルにまっすぐ、アリアドネを描いてみました。
    イラストレーター: 田中健太郎
  • Q.好きなお花とは?

    ラナンキュラス・アリアドネです。今年始めてこの花に出会ったのですが、お花なのにツルツルしているその素材感に惹かれました。この花を花屋で見かけると、つい買ってしまいます。花は好きなのですが、忙しい日々が続くと部屋が荒れてきてしまいがちですが、仕事が落ち着いたタイミングで部屋を片付け、その掃除したての綺麗な部屋には必ず花を飾りたくなります。花器は、口が細い形のものが好き。1本でもさっとさすだけでバランスがとりやすいので。仕事合間の表参道や、青山フラワーマーケット、近所の商店街の普通のお花屋さんなど、決まったお店ではなくタイミングで買います。蕾の状態で買い、だんだん花が開いていく様子を楽しむのが好きです。

  • Q.百々さんの思う“美”とは?

    美しすぎないもののほうが逆に美しいと感じます。それはスタイリングにも通じていて、きっちり整いすぎていない方が好き。例えば、2本の紐が綺麗に同じ長さでたれているよりも、ちょっとずれていたり、長さが違ったり、アンバランスな方が好きなんです。ただ、アンバランスすぎてもだめ。美しいと感じるアンバランスさのさじ加減は、私の中での基準によるもの。

    美しいと感じる人は、happyな人、面白い人。職業柄、外見が美しい人にお会いする機会は多い方なのですが、綺麗な人たちには大変なことも多いと思うんです。それでもネガティブにはならず、前向きに乗り越えてきている人たちは、外見も中身も美しくてすごいなぁといつも思います。

    私は基本的に、シンプルなスタイリングが好き。足していくというよりも、いかにギリギリまで引き算するか。自分自身も日頃はシンプルな服にほぼノーメイクが多いです。日焼け止めクリームつけて、眉毛をかいておしまい。リップくらいは色をつけておこうかな、という時にはこの〈rms beauty〉のリップクリームココアとリップシャインbloomが定番。この〈DR.BRONNER’S〉のサニタライザースプレーは、子どもがいるので、こまめに手を綺麗にできるよう持ち歩いています。

  • Photo : GIRAFFE
    Edit & Text : Maki Kakimoto